シャオミ製スマートウォッチの安全性に不安を感じていませんか?
「電波が体に悪いのでは?」「情報漏えいは?」「中国製って大丈夫?」そんな疑問に、根拠と評判をもとに答えます。またシャオミ製スマートウォッチの基本情報や最新情報も詳しく解説するので、シャオミ製のスマートウォッチに興味がある方は購入時の参考にしてみてください。
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シャオミ(Xiaomi)の基本情報や安全性
シャオミ(Xiaomi)は主にスマートフォンやスマート家電、ウェアラブルデバイスなどを製造している中国の電子機器メーカーです。
優れた機能性とデザインで注目を集めているグローバル企業として、世界中のユーザーから支持を受けています。
シャオミはユーザーのプライバシーとデータの安全性を非常に重視しており、取り組みをプライバシーポリシーに明記しています(出典1)。同ページにはユーザーの個人情報の収集、使用や開示、処理、保護の方法が説明されており、情報をコントロールできるような体制を整えているのが特徴です。
出典:Xiaomi「プライバシーポリシー」
シャオミ(Xiaomi)製スマートウォッチに危険性があるとされる理由は?
シャオミ製スマートウォッチに危険性があるとされるのは、主に以下の理由があるためです。
それそれの理由に対して客観的根拠を持って回答するので、シャオミ製スマートウォッチの安全性に不安がある方は参考にしてください。
電波が体に悪いと考えるユーザーがいるため
2024年4月現在、シャオミ製スマートウォッチを含むスマートウォッチから発せられる電波が健康に悪影響を与えるという確かな証拠はありません。また世界保健機関(WHO)などの信頼できる機関から、スマートウォッチ使用による直接的な健康リスクは報告されていません。
そのためスマートウォッチの使用による電波の健康リスクは、非常に低いと言えるでしょう。使用者は適切な使い方を心掛け、必要に応じて医療専門家の意見を求めることが重要です。
一部の研究では、長時間にわたる電磁波の露出が健康に影響を及ぼす可能性が示唆されています。ただし、スマートウォッチから発せられる電磁波の量は非常に小さいため、健康への影響があるとは断定できません。
情報漏えいすると考えるユーザーがいるため
シャオミ製の商品に関する情報漏えいへの懸念が、一部のユーザーの間で語られているのは事実です。しかしシャオミ社が情報漏えいをした実例が国や公共団体から報告された記録は存在しません。
だいたいの情報漏えいに関する懸念は一般的なスマートデバイスに関する不安から来ているもので、特定の製品やメーカーに限定されたものではありません。
スマートウォッチに関連する情報漏えいの実例は、主にアプリのセキュリティ不備によるものです。
例えば弱い認証手法やデータの不適切な保管などが原因で、個人情報が第三者に漏れる可能性があります。ただしこれはシャオミ製のスマートウォッチに限った話ではなく、スマートデバイス全般に言えることです。
そのためユーザーはデバイスのセキュリティ設定を適切に管理し、信頼できるアプリのみを使用することで、情報漏えいのリスクを最小限に抑えることができます。
中国製商品の品質が低いと考えるユーザーがいるため
シャオミ製スマートウォッチに危険性があるとされる理由の1つに、「中国製商品の品質が低い」という先入観を持つユーザーが一定数いることが挙げられます。しかし実際には中国製品の品質は近年大きく向上しており、一概に低品質だとは言えません。
例えば一昔前の中国製品には「安かろう悪かろう」というイメージがありましたが、現在はITや電気自動車(EV)などの分野で世界をリードしています。
そして現在の国際的な評価を踏まえると、シャオミ製スマートウォッチは安全で信頼できる製品であると言えるでしょう。また中国国内での品質に対する消費者の意識の変化や、厳格な品質管理基準の導入も品質向上に貢献しています。
シャオミ(Xiaomi)製スマートウォッチの人気機種とその評判
こちらでは、シャオミから発売されている以下の人気スマートウォッチを紹介します。
それぞれ特徴が異なるため、ご自身の用途や予算などに合った商品を選びましょう。
シャオミ(Xiaomi) Smart Band 8
Xiaomi Smart Band 8は滑らかな操作性と自動明るさ調整機能、優れた防水性能が備わった高性能なフィットネス用スマートウォッチです。
基本性能
項目 | スペック |
---|---|
画面サイズ | 1.62インチ 有機EL(AMOLED) |
画面解像度 | 192 × 490ピクセル |
本体サイズ | 48mm × 22.5mm × 10.99mm |
重量 | 27g(ストラップ付き) |
素材 | TPU(熱可塑性ポリウレタン)、2.5D 強化ガラスケース |
バッテリー容量 | 190mAh |
通常使用モードバッテリー持続時間 | 最大16日間 |
防水性能 | 5ATM(水深50メートル防水性能) |
対応アプリ | Mi Fitness |
互換性 | Android 6.0/iOS 12.0以降を搭載したスマートフォン |
定価 | 5,990円 |
Xiaomi Smart Band 8は光の強さに応じて画面の明るさを自動で調整する機能も備えているため、どのような環境でも画面がはっきりと見えます。
また50メートルの防水性能が備わっており、プールや海で泳ぐ際にも安心して使用できる水耐性が特徴です。ただし熱いお湯のシャワーやサウナ、ダイビングや激しいウォータースポーツでの使用は避けましょう。
当デバイスには、血中酸素レベルの測定機能が備わっています。ただし血中酸素レベルの測定機能はあくまで健康管理の参考用であり、医療用途には利用しないのが無難です。
ユーザーレビュー
歩数計として使用するには合格点。ついでに睡眠測定、心拍測定もできる
バッテリーの持ちが優れ、一日中使用でも10日間はOKでした。日中の強い日差しの中でも、しっかり表示強度が調整され識別できます。機体の厚さも気にならず、常時装着していても違和感がありません。
出典:価格.com
スマートウォッチの弱点をなくした時計
使い始めた当初は初期設定でイライラすることが多かったのですが、それ以降はとても使いやすい時計だなと感じております。この値段でこの機能なら、十分すぎると思います。買って良かったです。
出典:価格.com
5000円程度で買えるのはかなりコスパが良い
7でも不満はありませんでしたが、更に操作性がヌルヌルになりました。腕を捻って時計を見る時の反応も、7より若干早く感じます。自動調光機能が付いて明るさもアップしたため屋外でも見やすくなり、映画館でも適度に暗く表示されるので気を使わなくなり、これは大きいと思いました。
出典:価格.com
Redmi Watch 3
Redmi Watch 3は24時間の心拍数モニタリング、血中酸素レベル測定、睡眠モニタリングなど、健康管理に役立つ多様な機能が備わっているウェアラブル端末です。
基本性能
項目 | スペック |
---|---|
画面サイズ | 1.75インチ 有機EL(AMOLED) |
画面解像度 | 390 x 450 ピクセル |
本体サイズ | 48mm × 22.5mm × 10.99mm |
重量 | 37g |
素材 | メタリック仕上げ、2.5D 強化ガラスケース |
バッテリー容量 | 289mAh |
通常使用モードバッテリー持続時間 | 最大12日間 |
防水性能 | 5ATM(水深50メートル防水性能) |
対応アプリ | Mi Fitness |
互換性 | Android 6.0/iOS 12.0以降のスマートフォン |
定価 | 1万7800円 |
Redmi Watch 3はスタイリッシュなデザインと高い防水性能を備え、長時間のバッテリー寿命を持つスマートウォッチです。
多彩なスポーツモードや健康モニタリング機能が搭載されており、日常使いからアクティビティまで幅広くサポートしてくれます。
また高い防水性能が備わっており、水泳時やプールでの遊泳時も着用可能です。ただし温水や高温への耐性が立証されていないため、シャワーやサウナを利用するときは端末を外しましょう。
ユーザーレビュー
redmi watch 4か3など色々出ていますが、3を買って本当良かった
デザインがスタイリッシュで価格が1万円と安く、充電がめっちゃ保つため満足です。Apple Watchとほぼ一緒の見た目でデザインがスタイリッシュなのもポイントです。
出典:Amazon
コスパの高い良い商品
一万を切る値段でGPS、マイク、スピーカー付きで何でもできます。画面が大きく操作しやすいうえに反応も良いです。ただしスマホ側のアプリからスマウォを鳴らして探す機能がないのでそこは残念。
出典:Amazon
GPSは便利
Watch 3はGPSも単独で使用でき、帰宅後同期してマップに表示されますがほぼ誤測定が無いですね。外にいる限りではGPSの補足も早いので良いと思います。バッテリー持ちも色々使ってますが、1週間は持ちそうなので問題はないと思います。
出典:Amazon
【2024年4月】シャオミ(Xiaomi)製スマートウォッチの最新情報
こちらでは、シャオミのスマートウォッチに関する以下の最新情報をご紹介します。
シャオミのスマートウォッチの購入を検討されている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
2024年2月にRedmi Watch 4が発売
Redmi Watch 4は、シャオミが2024年2月27日に日本国内で販売を開始したスマートウォッチです。
このデバイスは、多彩な機能とコストパフォーマンスの高さで注目されています。
当デバイスには1.97インチの大型AMOLEDディスプレイが搭載されており、従来より鮮明で滑らかな画面表示が可能になりました。また4チャンネルのPPGセンサーを新たに搭載し、睡眠や心拍数、ストレスレベルなどのモニタリング精度が向上。
バッテリーは通常使用モードで最大20日間持続し、大画面ながらもバッテリーの持ちがよいのも特徴です。
これだけ多彩な機能を備えていながら、価格は11,980円と非常にリーズナブルです。Redmi Watch 4はコストパフォーマンスが高く、汎用性の高いウェアラブル端末をお探しの方にぴったりなデバイスと言えるでしょう。
2024年2月にXiaomi Smart Band 8 Proが発売
Xiaomi Smart Band 8 Proは、シャオミが2024年2月27日に日本国内で販売を開始したスマートウォッチです。
このデバイスは、先進的な機能と洗練されたデザインが備わったコンパクトなウェアラブル端末です。
ディスプレイには1.74インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイが採用され、色深度、高解像度な商品になっています。また滑らかな画面操作が可能なのも特徴です。
本体重量はストラップを除いて22.5gと軽量で、厚さは9.99mmとスリムな形状になっています。心拍数モニタリングの精度が10%向上し、酸素飽和度モニタリングの精度も5%向上しているため、より正確な数値を測定可能です。価格は8,980円と非常にリーズナブルになっています。
スポーツから健康管理まで、日常生活におけるさまざまなニーズに対応する端末と言えるでしょう。
シャオミ(Xiaomi)製スマートウォッチの危険性に関するよくある質問
Q1. バッテリーの発熱や爆発のリスクはありますか?
シャオミ製スマートウォッチは厳格な品質基準と安全テストを経ており、正しい使用方法に従えばバッテリーの発熱や爆発のリスクは非常に低いといえます。ただし、異常な充電状況や物理的損傷など不適切な使用は避けてください。
Q2. 長時間装着していても皮膚トラブルは起きませんか?
シャオミ製スマートウォッチは肌に優しい素材を使用していますが、個人の皮膚の状態やアレルギー反応などによっては、長時間の装着で皮膚トラブルが起きる可能性はゼロではありません。装着する位置を定期的に変えたり、清潔に保つことが推奨されます。
Q3. GPS機能を使った位置追跡でプライバシーが侵害されることはありますか?
シャオミ製スマートウォッチのGPS機能は、ユーザーの運動記録やナビゲーションのために設計されています。シャオミはユーザーのプライバシー保護を重視していますが、デバイスのセキュリティ設定を適切に管理し、個人情報の共有には注意が必要です。
Q4. 買ってはいけない商品はありますか?
特定のブランドやモデルを「買ってはいけない」と断言することはできませんが、安全基準やプライバシーポリシーが不透明な製品、偽造品や非公式の販売ルートで販売されている製品は避けるべきです。信頼できる情報源から購入することが重要です。
Q5. ハッキングされるリスクはありますか?
インターネットに接続されるあらゆるデバイスはハッキングのリスクを持っています。シャオミ製スマートウォッチも例外ではありません。しかし定期的なソフトウェア更新とセキュリティ対策により、リスクは最小限に抑えられます。不審なリンクのクリックや不明なアプリのダウンロードは避けましょう。
シャオミ(Xiaomi)製スマートウォッチは高コスパなデバイスで危険性は低い
この記事の要点
- シャオミは世界的に認知されたグローバル企業であり、スマートウォッチを含む多彩な電子機器を提供している
- シャオミはユーザーのプライバシーとデータの安全性を重視しており、透明なプライバシーポリシーを設けている
- シャオミ製スマートウォッチから発せられる電波が健康に悪影響を与えるという証拠は現時点ではない
- 情報漏えいの懸念は一般的なスマートデバイスに共通する問題であり、シャオミ製品が特別危険というわけではない
- 中国製品の品質は近年向上しており、シャオミ製スマートウォッチも高品質な製品として信頼度が高い
- 最新機種のRedmi Watch 4やXiaomi Smart Band 8 Proは高機能かつコストパフォーマンスに優れたデバイスである
シャオミ製スマートウォッチは安全性、機能性、コストパフォーマンスの観点で魅力的なデバイスです。
普段の健康状態や運動時の数値を測って記録したい方は、シャオミ製スマートウォッチの購入を検討するのもよい選択肢の1つと言えるでしょう。