「楽天モバイルの海外ローミングが繋がらない原因と対処法を教えてほしい。」
「楽天モバイルを海外で安心して使うためのポイントも教えてほしい。」
このようなことをお考えの方にぴったりな記事です。
この記事で紹介する3つのポイント
- 楽天モバイルの海外ローミングが繋がらない原因と対処法
- 海外で楽天モバイルを使うときのポイント
- 楽天モバイルを海外で使ってみた口コミや感想
この記事によって、あなたが海外で楽天モバイルを快適に利用できるようになったなら幸いです。
Android(アンドロイド)ユーザーだけでなく、iPhoneユーザーの方も参考にしてみてください。
またこれから楽天モバイルを契約する方は、以下の記事も併せてチェックしましょう。
楽天モバイルの海外ローミングが繋がらない原因と対処法
楽天モバイルの海外ローミングが使えないのは、以下の原因が関係しています。
- 海外ローミング設定がOFFになっている
- パートナー回線の選択に不具合がある
- SIMカードが接触不良を起こしている
- ソフトウェアのバージョンが古い
- データ高速モードがオフになっている
- 楽天モバイルが渡航先に対応していない
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
海外ローミング設定がOFFになっている
海外ローミング設定が正しく行われていないと、現地でデータ通信が利用できません。
具体的には海外ローミング設定がOFFのままでは、楽天モバイルのネットワークは海外の提携パートナー回線に接続できないことを覚えておきましょう。
海外ローミングを利用するには「my楽天モバイル」で渡航前に設定をオンにする必要があります。
海外ローミング設定をオンにする手順は以下の通りです
- my楽天モバイルに楽天モバイルのアカウント情報を使ってログインする
- 画面下部の「契約プラン」タブを選択する
- 契約プラン画面で「プランに含まれるオプションサービス(国際)」を選ぶ
- 「海外ローミング(データ通信)」のスイッチをオンにして「変更する」ボタンをタップする
- 設定が完了したことを確認し、必要に応じて再度ログインして確認する
この設定が適切に行われていれば、海外でも安心して通信が利用できるようになります。
パートナー回線の選択に不具合がある
楽天モバイルは世界各国で提携しているパートナー回線を通じてデータ通信を提供しています。しかしパートナー回線の自動選択がうまく機能しないと、現地の適切な回線に接続できない場合があることを覚えておきましょう。
例えばユーザーがマレーシアに到着した際に、自動で選択された回線が「MAXIS」であったためにデータ通信が利用できなかったケースがあります。
ユーザーが「MY CELCOM」や「Digi」に手動で変更したところ、問題なく通信が利用できるようになりました。
このような事例は他の国でも報告されていますが、手動選択にすることで通信が確保されることが多い傾向にあります。
パートナー回線を手動で選択する手順は以下の通りです
- iPhoneの場合は「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「ネットワーク選択」をタップする。Androidの場合は「設定」>「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」>「ネットワーク選択」をタップする
- 「自動」をオフにして、利用可能なネットワークのリストを表示させる
- 楽天モバイルの公式サイトや現地情報を参考に、現地で利用可能なパートナー回線を選ぶ
楽天モバイルの公式サイトでは、海外ローミングに関する情報が提供されています。渡航先の国を選択すると、利用可能なパートナー回線の一覧が表示されるので、渡航前に情報は把握しておくことが推奨されます。
SIMカードが接触不良を起こしている
SIMカードが正しく挿入されていない場合や接触部分が汚れている場合、通信が不安定になることがあります。
SIMカードの接触不良を解決する手順は以下の通りです
- 安全のため、スマートフォンの電源を完全にオフにする
- スマートフォンのSIMカードトレイを慎重に取り出す
- SIMカードをトレイから取り出し、乾いた布や綿棒を使ってSIMカードとトレイの接点部分を丁寧に拭く
- スマートフォンの電源を入れ、接続状況を確認する
渡航前にSIMカードの状態を確認し、必要に応じて清掃することが大切です。
これで問題が解決できない場合、SIMカード自体が故障している可能性があります。そのため楽天モバイルのショップやサポートセンターでSIMカードの交換を依頼することが推奨されます。
ソフトウェアのバージョンが古い
ソフトウェアの更新が行われていないと最新のネットワーク設定や機能が適用されず、通信が不安定になる可能性があります。
スマートフォンのソフトウェア更新は、新しい機能の追加やバグ修正だけでなくネットワーク設定の更新も含まれます。
昨日のiOS のアップデートで正式に楽天モバイルがiPhone 対応したみたいですねー😊
— サジタリウス (@sajittarius_) April 28, 2021
昨日とは明らかにネットのスピードが速くなった感じがします😊
特に古いソフトウェアでは最新の通信プロトコルや設定が適用されないため、通信がうまくいかないことがあることを覚えておきましょう。
ソフトウェアを最新の状態に保つための手順は以下の通りです
- iPhoneの場合は「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」をタップする。Androidの場合は「設定」>「システム」>「システムアップデート」をタップする
- 新しいアップデートが利用可能な場合は、ダウンロードしてインストールする
- iPhoneの場合、ソフトウェアアップデート後にキャリア設定の更新が求められることがある。指示に従って「アップデート」を選択する
- アップデートが完了したら、スマートフォンを再起動して新しい設定を適用する
渡航前にソフトウェアの更新を確認し、必要なアップデートを行ってから出発することが重要です。
データ高速モードがオフになっている
データ高速モードがオフになっていると通信速度が低下し、インターネット接続が遅くなることがあります。
楽天モバイルのデータ高速モードは、高速データ通信を可能にする機能です。このモードがオフになっているとデータ通信速度が128kbpsに制限され、快適なインターネット利用が難しくなります。
楽天モバイル通信速度アホって思ってたけど、そういえば自分がデータ高速モードをけちってオフにしてたからなの思い出してオンにしたら人生ハッピーになった🌊
— のぞみʕ”̮ॽु (@nonnomitu) May 25, 2023
この場合はデータ高速モードをオンにすることで通信速度が大幅に改善し、スムーズにインターネットを利用できるようになります。
データ高速モードをオンにする手順は以下の通りです
- my楽天モバイルアプリを開きログインする
- ホーム画面の「データ使用状況」をタップする
- 「データ高速モード」スイッチをオンに切り替える
- 設定を確認し、適用ボタンをタップする
渡航前にデータ高速モードをオンに設定し、必要に応じてmy楽天モバイルアプリで確認することが重要です。
楽天モバイルが渡航先に対応していない
楽天モバイルの海外ローミングサービスは、楽天モバイルと提携している現地の通信事業者のネットワークを利用しています。
しかし楽天モバイルが提携していない国や地域では、このサービスを利用することができません。
楽天モバイルが利用できる国は以下の通りです
地域 | 国名 |
---|---|
北米 | アメリカ(本土、ハワイ、グアム、サイパン)、カナダ |
中南米 | ブラジル、ペルー、メキシコ、グアドループ、マルティニーク |
ヨーロッパ | イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、スイス、オランダ、ベルギー、ギリシャ、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、アイルランド、リトアニア、ラトビア、エストニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、キプロス、マルタ、トルコ、ウクライナ、ロシア |
アジア | 中国、韓国、台湾、香港、マカオ、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、カンボジア、インド、ブルネイ、ネパール、スリランカ、バングラデシュ、パキスタン |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド |
中東 | サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、クウェート、バーレーン、ヨルダン、イスラエル |
アフリカ | 南アフリカ、エジプト、モロッコ、レユニオン |
楽天モバイルの公式サイトでは、海外ローミングが利用可能な国と地域のリストが提供されているため、確認することが重要です。
海外で楽天モバイルを使うときのポイント
楽天モバイルを海外で利用する場合、以下のポイントをおさえるとより快適に利用できます。
それぞれわかりやすく解説するので、ぜひ活用してみてください。
データ使用量の管理
楽天モバイルを海外で使用する際、データ使用量の管理は非常に重要です。
適切な管理を行わないとデータ通信量がすぐに上限に達し、通信速度が制限される可能性があります
楽天モバイルは、海外で2GBまでの高速データ通信を無料で提供しています。しかし2GBを超えると通信速度が128kbpsに制限されるため、快適なインターネット利用が難しくなります。
my楽天モバイルアプリでデータ使用量を確認し、Wi-Fiを利用することが追加データ購入のコストを抑えるうえで大切です。
データ使用量を効率的に管理する場合は、my楽天モバイルアプリのホーム画面で「データ使用状況」を確認し、残りのデータ容量を把握するようにしましょう
またデータ使用量が一定の限度に達したときに通知を受け取るため、アラート設定を行うことも大切です。
加えて高速データ通信を続けるために、必要に応じてデータを追加で購入しましょう。
海外ローミングにかかる料金は、事前に以下のサイトで確認できます
Rakuten Linkの利用
Rakuten Linkアプリを使用することで国際通話やSMSが無料で利用できるため、通信コストを大幅に抑えることができます。
Rakuten Linkは、楽天モバイルユーザー向けに提供されている通話・メッセージアプリです。
このアプリを通じて、海外から日本への通話やSMSが無料で利用可能です
Rakuten Linkはアプリをダウンロードしてログインし、必要な権限を許可してアプリの設定を完了させることで使用できるようになります。
簡単に設定でき手軽に利用できるため、海外で楽天モバイルを利用する場合はぜひ利用することが推奨されます。
楽天モバイルを海外で使ってみた口コミや感想
こちらでは、楽天モバイルユーザーが海外で楽天モバイルを利用した際のレビューを紹介します
海外ローミングの対象国が多くて助かった
海外ローミングを使える国が多かったので現地のニュースや治安をスマホで調べられ、安心して旅行できた。ペルーのマチュピチュにまで電波が届いたことが印象的だった。
快適に利用できて助かった
滞在していたエリアでは電波状況がよく、通信速度も十分だった。海外用Wi-Fiルーターを持ち歩かなくてもよいのがありがたかった。
都心から離れた場所でも繋がった
バンコクで利用した際、都心から1時間離れた観光地でも繋がったのでとても便利だった。海外ローミングの設定をしてスマホのデータローミングをオンにするだけで使えるので簡単だった。
2GBまで無料なのが助かる
現地の情報を調べたり地図アプリを利用するだけだったので、2GBで十分足りた。自分でデータを追加するまでは勝手に課金されることがないので、料金が高価になることもなかった。
出典:楽天モバイル
「楽天モバイル 海外 繋がらない」と検索するユーザーのよくある質問
楽天モバイルの海外ローミングを使うと高額請求になる?
適切な使い方をすれば高額請求を避けることができます。楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」では、毎月2GBまでの高速データ通信がプラン料金に含まれています。この2GBを超過すると、通信速度が128kbpsに制限されますが、追加で1GBあたり約500円でデータチャージが可能です。
楽天モバイルが繋がりにくい場所は?
アフリカや中東の一部地域などでは利用できないことがあります。特に都市部から離れた地域や通信インフラが発達していない地域では、繋がりにくい可能性があります。渡航前に楽天モバイルの公式サイトやmy楽天モバイルアプリで、渡航先の対応エリアを確認することがおすすめです。
楽天モバイルは海外でラインは使える?
楽天モバイルは海外でもLINEを利用することができます。LINE通話やメッセージはデータ通信を使用するため、2GBまでの無料データ枠内で利用可能です。
楽天モバイルの海外ローミングの表示は?
楽天モバイルの海外ローミングが正しく設定されている場合、スマートフォンのステータスバーに「4G」や「LTE」の表示がされます。設定が正しいかどうかをmy楽天モバイルアプリで確認することもできます。
楽天モバイルの海外ローミングが繋がらない原因と対処法まとめ
この記事の要点
- 原因には海外ローミング設定がOFFになっていることやパートナー回線の選択に不具合があること、SIMカードが接触不良を起こしていることなどが挙げられる
- またソフトウェアのバージョンが古いことやデータ高速モードがオフになっていること、楽天モバイルが渡航先に対応していないことなどが挙げられる
- 海外利用のポイントとして、適切にデータ管理をすることとRakuten Linkでコストを抑えることがある
この記事によって、あなたが海外で楽天モバイルを快適に利用できるようになったなら幸いです。
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