AdGuard（アドガード）に危険性はない。安全性の高い広告ブロックソフト

「AdGuardはどこの国でつくられたかわからないから使うのが不安。」

「AdGuardには危ないイメージがあるけど、実際どうなの？」

このようなお考えの方にぴったりな記事です。

本記事で紹介する4つのポイント

• AdGuardの危険性（安全性）
• AdGuardの危険性が懸念される理由
• AdGuardを利用するメリット・注意点
• AdGuard利用者の評判・口コミ​

「AdGuardを使ってみたいけど不安…」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

AdGuard（アドガード）の概要と基本機能

AdGuard（アドガード）は、広告ブロックやプライバシー保護を提供する多機能なソフトウェアです。

項目	詳細
名称	AdGuard（アドガード）
開発元	AdGuard Software Ltd.
初回リリース	2009年
対応デバイス	Windows、macOS、Linux、Android、iOS、ブラウザ拡張機能（Chrome、Firefox、Safari、Edge、Operaなど）
主な機能	広告ブロック：ウェブサイトやアプリ内の広告を除去プライバシー保護：トラッカーやスパイウェアのブロックフィッシング対策：悪意のあるウェブサイトへのアクセスを防止ペアレンタルコントロール：有害なコンテンツから子供を保護DNSフィルタリング：DNSリクエストを制御し、不正なドメインへのアクセスを防ぐ
公式サイト	https://adguard.com/ja/welcome.html

AdGuardの主な機能としては、まず「広告ブロック機能」が挙げられます。

この機能を使えばWebサイトやアプリ内に表示されるバナー広告、動画広告、ポップアップなどを自動的に除去することができます。

特に動画配信サービスなどで効果を実感しやすいのが特徴です。

ほかにもトラッキング防止や悪質サイトのブロック、ペアレンタルコントロール機能を備え、個人情報の保護や安全なインターネット利用をサポートします。

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公式サイト：https://adguard.com/ja/welcome.html

AdGuardに危険性はない。安全性の高いソフトウェア

AdGuardは広告のブロックやプライバシー保護に優れた、安全性の高いソフトウェアです。

現在、深刻なセキュリティ上の脆弱性は報告されておらず、日常的な利用でリスクを感じる場面はほとんどありません。

このソフトはセキュリティに関しても透明性のある運営方針を採用しており、通信の暗号化や独自のフィルタリングルール、安全性の高いDNSサービスなどを通じて、ユーザーのプライバシー保護を強化しています。

もともとロシア発のサービスではありますが、現在は本社をキプロスに移転しており、EUの厳しい個人情報保護法（GDPR）にも準拠しています。

そのため、国際的な基準に沿ったデータ管理が行われています。

また、公式サイトでの情報公開や一部コードのオープン化といった運営の透明性も評価されています。

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AdGuardの危険性が懸念される理由

広告ブロックやプライバシー保護に優れたAdGuardですが、一部のユーザーや専門家の間では「危険性があるのでは？」という懸念の声も上がっています。

それぞれ詳しく解説するので、AdGuardに興味がある方は参考にしてみてください。

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ロシア製ソフトウェアであるため

AdGuardがロシア製ソフトウェアであることから、一部のユーザーはその安全性や信頼性に対して懸念を抱いています。

近年、国際的な情勢やサイバーセキュリティの観点から、特定の国で開発されたソフトウェアに対する警戒感が高まっています。​

特にロシアや中国製のソフトウェアに関しては、データの取り扱いや政府との関係性についての不安が指摘されています。​

例えば米国政府は2017年にロシア製のセキュリティソフト「カスペルスキー」の使用を禁止しました。

しかしAdGuardは公式サイトでプライバシーポリシーを明示し、ユーザーデータの取り扱いについて透明性を確保しています。​

さらに同社はキプロスに本社を移転し、EUの一般データ保護規則（GDPR）に準拠して運営されています。

過去にハッキング被害にあったため

AdGuardは過去にハッキング被害を受けたことがあり、その点が一部のユーザーにとって懸念材料となっています。

2018年9月、AdGuardはアカウント管理ページがハッキング攻撃を受け、ユーザーのパスワードを全てリセットする事態となりました。

しかし、その後迅速な対応とセキュリティ強化を行っています。

​現在では、ユーザーの安全性を高めるための措置が講じられており、安心して利用できる環境が整えられています。

脆弱性が問題視されていたことがあったため

AdGuardは過去にいくつかのセキュリティ脆弱性が指摘されており、その点が一部のユーザーにとって懸念材料となっています。

ソフトウェアにおけるセキュリティ脆弱性が高い場合、ユーザーの個人情報やシステム全体の安全性に直接影響を及ぼす可能性があります。​

特に広く利用されているアプリケーションで脆弱性が発見されると、多くのユーザーがリスクにさらされることになります。

例えば2024年にはAdGuardのアプリ内で特定の条件下において、不正なコードが実行されてしまう可能性がありました。

具体的には攻撃者が細工されたメッセージやリンクを使って操作すると、アプリの一部が勝手に動いたり情報が盗まれる恐れがあったというものです。

ただし、実際にこの脆弱性を悪用するには特定の状況や操作が必要で、広範囲に被害が及んだという報告はありません。

AdGuardの無料版と有料版の違い

​AdGuardには無料版と有料版があり、それぞれ提供される機能やサービスに以下のような違いがあります。

機能	無料版	有料版
ブラウザ内広告のブロック	○	○
アプリ内広告のブロック	×	○
トラッキング防止	△	○
フィッシング・マルウェア対策	×	○
カスタムフィルターの追加	×	○
ユーザースクリプトの利用	×	○

AdGuardの無料版ではブラウザやYouTubeの使用中に表示される広告を除去する機能が利用可能です。

機能名	説明
アプリ内広告のブロック	ブラウザ以外のアプリケーション内で表示される広告もブロック可能
トラッキング防止	オンライン上の追跡行為を防ぎ、ユーザーのプライバシーを強化
ブラウジングセキュリティ	フィッシングサイトや悪意のあるウェブサイトへのアクセス時に警告を表示
カスタムフィルターとユーザールール	独自のフィルタリングルールやサードパーティ製フィルターを追加し、広告ブロックをカスタマイズ
ユーザースクリプトの利用	ブラウザの機能を拡張し、広告の再挿入を防ぐ「AdGuard Extra」などのスクリプトを使用可能
DNS保護	DNSトラフィックを暗号化し、すべてのアプリやブラウザで広告やトラッカーから保護可能
ファミリー保護	アダルトコンテンツや不適切なコンテンツをブロックし、未成年のオンライン上の安全を保護

主にブラウザでの広告ブロックを求める方にはAdGuard無料版がおすすめです。

アプリ内広告も含め、システム全体の広告ブロックを求める方には有料版の利用が推奨されます。

高度なプライバシー保護やセキュリティ機能を重視する方にも、有料版の利用が好ましいでしょう。

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AdGuardの各料金や使い方は以下の記事で詳しく解説しているので、AndroidやiPhoneなどでAdGuardの利用を検討している方は参考にしてみてください。

AdGuardを利用するメリット

AdGuardは単なる広告ブロッカーにとどまらず、快適で安全なインターネット環境を実現する多機能なツールです。

そんなAdGuardを利用するメリットは以下の通りです。

それぞれ詳しく解説するので、AdGuardの利用を検討している方は参考にしてみてください。

あらゆる種類の広告をブロックできる

AdGuardはブラウザだけでなくアプリ内の広告や動画広告、ポップアップなど、あらゆる種類の広告を高精度でブロックできます。

例えばAdGuardのChrome拡張機能を使用すると、FacebookやYouTubeを含むすべてのWebページで広告をブロック可能です。

ほかにもYouTubeをブラウザで閲覧する際にAdGuardを有効化するとプレロール広告（動画の前に流れる広告）が一切表示されなくなります。

またゲームアプリに頻繁に表示されるフルスクリーン広告も、有料版では完全にブロック可能です。

このようにAdGuardは多様な広告に対応しており、ユーザーのストレスを大きく軽減します。

ページ読み込み速度の向上とデータ通信量の節約につながる

広告にはページ内の画像、動画、スクリプトなど多くのデータが含まれ、ページ表示の遅延を招きます。

AdGuardで広告をブロックすることで、データ使用量が大幅に削減されます。

​そのうえ不要な広告コンテンツが排除されるため、ページの表示が速くなります。

特に動画広告や動的バナーを多く含むサイトでは、AdGuardの効果がはっきり現れます。

YouTubeやYahoo!ニュースなどでは、体感的にページが「軽くなった」と感じるユーザーも少なくないでしょう。

通信量も大幅に減るため、回線が細い場所やギガ不足に悩んでいる人にも最適です。

簡単に操作できる

AdGuardはインストールから日常的な使用まで直感的な操作が可能で、専門的な知識がなくても簡単に利用できます。

AdGuardは操作画面が非常にシンプルに設計されており、初回起動時から分かりやすいナビゲーションが用意されています。

設定項目もカテゴリ別に整理されており、タップまたはクリックだけで有効化・無効化が可能です。

また公式サイトには日本語での詳細なガイドやFAQが掲載されており、操作に迷った際もすぐに解決できます。

さらにiPhoneやAndroid、WindowsやMacなど、各OSごとに最適化された操作画面を採用しているため、デバイスを問わずスムーズに操作できます。

初心者から中級者まで、誰でもすぐに使いこなせる設計がされており、初めて導入する広告ブロックソフトとしても安心しておすすめできます。

AdGuardを利用する場合の注意点

AdGuardは高機能で便利な広告ブロックソフトですが、使用にあたっていくつかの注意点も存在します。

デメリットを把握したうえで利用することで、AdGuardをより安全かつ快適に使うことができるでしょう。

HTTPSフィルタリングでセキュリティリスクが生じる可能性がある

AdGuardのHTTPSフィルタリング機能は便利ですが、使い方を誤るとセキュリティリスクを引き起こす可能性があります。

AdGuardのHTTPSフィルタリングは、暗号化された通信の中身を解析することで広告をブロックする仕組みです。

そのためAdGuardが自動で端末に「独自の証明書」をインストールし、ユーザーとWebサイトの間に入って通信を中継します。

これは「中間者的な動作（MITM）」と似ており、セキュリティの専門家の間でも注意が必要とされています。

こうした症状はAdGuardが悪いわけではなく「HTTPS通信を一度読み取る」という仕組み上、避けられない仕様です。

そのため金融サイトやログインが必要なサイトでは、一時的にオフにするのがおすすめです。

一部アプリと相性がよくない場合がある

AdGuardは通信内容をフィルタリングするため、アプリのネットワーク接続に介入する仕組みになっています。

そのためアプリによっては「不正な通信」と認識され、動作に不具合が出ることがあります。

特にVPN機能を利用するアプリや高度なセキュリティを持つアプリでは、AdGuardのフィルタリングが正常な通信を妨げる場合があるでしょう。

アプリ名	不具合の内容
YouTube	Wi-Fi接続時に動画が再生できない
mineoメール	Gmailアプリでmineo.jpドメインのメールが受信できない
一部のゲームアプリ	クリックが反応しない、動作が重くなる
VPNアプリ	AdGuardと同時に使用できない、接続エラーが発生する
TVer	FireTV Stickで起動しない、動画再生ができない
AbemaTV	アプリが正常に動作しない、動画再生が停止する

問題が発生した場合は、AdGuardの設定で該当アプリをフィルタリング対象外に設定するか、必要に応じてAdGuardを一時的に無効にすることで解決できるでしょう。

AdGuard利用者の評判・口コミ​

こちらではAdGuardの「よい口コミ」と「悪い口コミ」をまとめたので、導入を検討している方は利用者のリアルな声を参考にしてみましょう。

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公式サイト：https://adguard.com/ja/welcome.html

AdGuardのよい評判・口コミ​

広告ブロックの効果や使いやすさ、プライバシー保護への安心感など、AdGuardユーザーが感じたメリットを中心に紹介します。

AdGuardの導入を検討している方にとって、実際の利用者の声は大きな判断材料になるはずです。

やっぱアドガードって神だわ
というか広告関係のゾーニング問題全てアドガードが解決してくれるんじゃないか

引用：X（旧Twitter）

アドガードいれてからXの広告でなくて楽になった、、、ココロがおちつくます

引用：X（旧Twitter）

最近タップしてなくてもスクロールの時に触るだけで勝手に開かれる広告うざすぎてアドガードってやついれてみたら出なくなったしTwitterの広告もオフになってちょっと快適すぎる

引用：X（旧Twitter）

アドガード有料版1年使ったけどYoutube広告完全にブロックしてくれたわ
月200円くらいやし安い

引用：X（旧Twitter）

AdGuardの悪い評判・口コミ​

AdGuardには不満の声や改善を求める口コミも存在します。

こちらでは実際のユーザーが感じたデメリットや不具合に関する意見を紹介します。

導入を検討している方にとって、こうしたネガティブな意見も参考になるはずです。

最近アドガードを突破する広告や強制解除するサイトが出てきてこれ

引用：X（旧Twitter）

d払いにログイン出来ないの何でかなと思ってたがプライベートDNSのせいか。アドガードがd払いに影響するとは思わなかったよ

引用：X（旧Twitter）

最近かなり頻繁にADGuardが無効になってることがある

引用：X（旧Twitter）

「AdGuard 危険性」と検索するユーザーのよくある質問

一部の人がAdGuardを怪しいと思っているのはなぜですか？

元々ロシア発のソフトであることや、HTTPS通信を解析する仕組みに不安を感じる人がいるためです。ただし現在は本社をキプロスに移し、GDPRにも準拠しています。

アドガードはウイルスをブロックしますか？

AdGuardはウイルス対策ソフトではありませんが、フィッシングサイトや悪質な広告をブロックすることで間接的にリスクを減らす効果があります。

AdGuardを利用しても広告が消えない場合の対処法は何ですか？

AdGuardのフィルター設定を見直すか、HTTPSフィルタリングを有効にしましょう。また対象アプリやサイトを除外設定から外すことで改善することがあります。

AdGuardを使用している場合でも、ドコモあんしんセキュリティは必要ですか？

はい、AdGuardは広告ブロックが主な機能で、総合的なウイルス対策や危険アプリ検知は含まれていません。併用をおすすめします。

AdGuardを解約するとどうなりますか？

有料機能が使えなくなり、無料版としてブラウザ広告のブロックなど基本機能のみが利用可能になります。設定やアカウント情報はそのまま残ります。

AdGuardに危険性はない。高い安全性が自慢のソフトウェア

AdGuardは広告のブロックやプライバシー保護、フィッシング対策など多機能なセキュリティツールであり、非常に安全性の高いソフトウェアです。

一部では「危ないのでは？」という声もありますが、それらは過去の脆弱性やハッキング事例に起因するものであり、現在はすべて修正・対応済みです。

「ちょっと難しそう」「本当に安全なの？」と不安に思う方もいるかもしれませんが、実際に使ってみるとそのシンプルさと安心感に驚くはずです。