AQUOSの低速充電モードを解除する方法をモデルごとに紹介！アップデートによる影響も解説

AQUOSスマートフォンの充電が遅くて悩んでいませんか？

この記事ではAQUOSの低速充電問題を解消する方法を、機種ごとにわかりやすく説明します。またシステムアップデートが充電にどう影響するのかも解説。

この記事を読むことでAQUOSスマートフォンの低速充電モードの原因と解除方法を理解し、デバイスの充電効率を改善することができます。

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AQUOSスマートフォンで利用できる低速充電モードとは？

AQUOSスマートフォンに搭載されている低速充電モードとは、バッテリーの長寿命化を図るために重要な機能です。低速充電モードによりバッテリーへの負担が軽減され、急速充電による劣化を防ぐことができます。

低速充電モードでは電気の流れを穏やかにすることでバッテリーの過熱が防止され、充電時の劣化を最小限に抑えることが可能です。この働きによってバッテリー寿命の延長につながると考えられます。

急速充電がバッテリーの寿命を縮めることがある一方で、低速充電はよりゆっくりバッテリーを充電するため、長期間の使用に適しています。

その反面、低速充電モードではスマートフォンの充電に時間がかかります。短時間での充電が必要な場合、低速充電モードではデバイスをすぐに使いたいときに不便を感じることがあります。そのため、状況に応じて充電モードを切り替えることが重要です。

AQUOSスマートフォンが低速充電モードになる原因は？

AQUOSスマートフォンが低速充電モードになる原因は以下の通りです。

• スマートフォンの設定による制限
• バッテリーの劣化による充電効率の低下
• 端末の過熱による自動的な保護機能の作動
• 電池残量が多い状態での充電開始

それぞれ詳しく解説するので、AQUOSユーザーの方は参考にしてください。

スマートフォンの設定による制限

スマートフォンには、電力の節約やバッテリーの長持ちを目的とした低速充電の設定が備わっている場合があります。ユーザーはバッテリーの長寿命化を図るために、必要に応じて設定の調整が可能です。

例えばAQUOSのいくつかのモデルでは、ユーザーが設定メニューから充電の速度を調節できます。充電速度の調整によって忙しい日中は急速充電を、夜間などはバッテリーへの負担を減らすために低速充電を選ぶことができます。

または、特定の条件が満たされたときに自動で低速充電が適用されることがあります。

後述でAQUOSの機種ごとに低速充電モードを解除する方法を記載するので、そちらも合わせてご覧ください。

バッテリーの劣化による充電効率の低下

スマートフォンのバッテリーは、充放電を繰り返すことで徐々に劣化していきます。

劣化したバッテリーは、同じ量を充電しても以前ほどのパフォーマンスを発揮できなくなります。特に急速充電を繰り返すことがバッテリーの寿命を縮め、劣化を加速させる原因となり得ます。

多くのSHARPのスマートフォンでは「インテリジェントチャージ」機能が搭載されています。この機能によって充電中の発熱が抑えられ、バッテリーの劣化を遅らせる工夫がされています。しかし長期間使用するとバッテリーの劣化は避けられません。劣化したバッテリーは充電効率が落ち、結果として低速充電モードが頻繁に発動するようになります。

充電効率の低下はバッテリーの老朽化による自然な現象であり、劣化を遅らせるためには適切な充電習慣を身につけることが重要です。

充電効率を復活させるにはAndroidスマートフォンの電池交換業者を利用するか、シャープ公式サイトからスマートフォンの電池交換修理を依頼しましょう。

端末の過熱による自動的な保護機能の作動

スマートフォンは使用中に熱を発生させますが、特定の温度を超えると内部に損傷が加わる可能性があります。そのためAQUOSを含む多くのスマートフォンには、過熱を検出した際に自動で保護機能が作動し、デバイスを冷却させるために充電速度を落とす、つまり低速充電モードに切り替える機能が搭載されています。

AQUOSスマートフォンには「インテリジェントチャージ」という機能がに搭載されています。この機能によって充電中の発熱が抑制されてバッテリーの劣化を防ぐと同時に、過熱時には充電速度が自動で調整されて端末が保護されます。

充電速度を落とさないためにも気温が高くない場所でスマートフォンを使用し、端末の過熱を防ぐことが大切です。

電池残量が多い状態での充電開始

電池残量が多い状態でAQUOSスマートフォンを充電すると、低速充電モードに切り替わることがあります。

スマートフォンのバッテリー管理システムは、バッテリーの健康状態を保つために設計されています。電池残量が多い場合に低速充電に切り替わるのは、バッテリーの過充電を防ぎ、長期間にわたるバッテリーの寿命を延ばすためです。

特にリチウムイオンバッテリーは完全に充電された状態で長時間放置されると、バッテリーの劣化が早まることが知られています。そのためAQUOSを含む多くのスマートフォンでは、電池残量が80%以上の場合にバッテリーを保護する目的で充電速度を下げることがあります。

Androidスマートフォンの充電を80％でストップさせたい方は、こちらの記事で詳しい方法が記載されているのでぜひご覧ください。

AQUOSスマートフォンの低速充電モードの設定を解除する方法を機種別に解説

AQUOSスマートフォンの低速充電モードを解除する方法は機種によって異なります。

しかし一般的には「設定」メニュー内の「バッテリー」関連の設定を確認し、省エネモードやバッテリーケア機能を調整することで解除可能です。

以下では、AQUOSスマートフォンのモデル別に低速充電モードの設定を解除する方法を解説します。

AQUOS Senseシリーズ（AQUOS Sense2 SHV43、AQUOSSense3、AQUOS sense4 lite、AQUOS sense6、AQUOS sense7、AQUOS sense8など）の場合

1. 「設定」アプリを開く
2. 「バッテリー」または「バッテリー管理」セクションを選択する
3. 「省エネモード」や「バッテリーケア」などのオプションを見つけ、低速充電に関連する設定があればオフにする

AQUOS Rシリーズ（AQUOS R3、AQUOS R5G、AQUOS R6、AQUOS R7、AQUOS R8など）の場合

1. 「設定」にアクセスする
2. 「バッテリー」をタップし「バッテリーケア」の設定を確認する
3. 低速充電を促す設定が有効になっている場合は無効化する

AQUOS zeroシリーズ（AQUOS zero、AQUOS zero2）の場合

1. 「設定」メニューを開く
2. 「デバイスのメンテナンス」または「バッテリーとパフォーマンス」を選択する
3. 「充電の最適化」や「低速充電モード」のような設定をオフに切り替える

問題が解決しない場合はデバイスのハードウェアやソフトウェアのトラブルが原因である可能性があるためメーカーに相談することをおすすめします。

ほかのAndroidスマートフォンで低速充電の設定を解除する方法

AQUOS以外のAndroidスマートフォンで低速充電の設定を解除するには、端末の「設定」から低速充電やバッテリーセーバーをオフにする方法が一般的です。

Android端末には低速充電やバッテリーセーバー機能が搭載されています。低速充電の設定はユーザーが自由にオンオフできるようになっており、設定を変更することで充電速度を変えられます。

ただし端末によっては「低速充電」のオプションが直接表示されない場合もあります。その場合はWi-FiやBluetoothの設定を調整するか、端末を再起動することが必要です。

それでも解決しない場合は、端末のマニュアルや公式サポート情報を参考にするとよいでしょう。

AQUOSスマートフォンのアップデートが低速充電に及ぼす影響は？

スマートフォンのアップデートには、新しい機能の追加やセキュリティの向上など多くのメリットがあります。しかし同時に、システムの不具合やバッテリー管理の変更が伴うことがあります。

特にバッテリー管理に関するアップデートは、充電速度に直接影響を与えることがあります。例えばアップデート前は問題なく急速充電ができていたにもかかわらず、アップデート後に充電速度が著しく遅くなるというケースも。

アップデート後に低速充電の問題が発生した場合は、まずは端末の再起動を試みることが推奨されます。

それでも解決しない場合は充電器やケーブルを交換するか公式サポートに連絡するか、次のアップデートを待つことが必要です。

AQUOSスマートフォンの低速充電モードが解除できない場合は機種を買い替えるのもあり

AQUOSスマートフォンで低速充電モードがどうしても解除できない場合、機種の買い替えを検討するのも1つの選択肢です。

長期間使用したスマートフォンにはバッテリーの劣化やソフトウェアの互換性問題など、さまざまな要因で低速充電の問題が発生する可能性があります。その場合、ときに修復が困難な場合や修理が高額になることもあるため、新しい機種への買い替えによって解決することも考えましょう。

伊藤忠商事グループが運営する中古スマホ販売サービス「にこスマ」は、高品質で低価格のスマートフォンの通販をしています。にこスマでは各機種においてSIMフリー端末やキャリア端末ともに、豊富な品揃えを誇っています。

また、品質にも特にこだわっており、「三つ星スマホ」と称される厳選された中古端末のみを販売しています。これらの端末は、全ての通信キャリアで利用可能で、SIMフリーまたはSIMロック解除済み、ネットワーク利用制限なしという条件をクリアしています。

さらに、見た目のコンディションだけでなく、内部まで徹底的にチェックされ、バッテリー残量80%以上で機能不良がない端末のみが選ばれています。

にこスマの詳しい情報は以下からチェックしましょう。

AQUOSの低速充電モードが解除できない原因はさまざま。適切に対応して快適にデバイスを使用しよう

この記事の要点

• AQUOSスマートフォンの低速充電モードはバッテリーの長寿命化のために重要だが充電時間が長くなるデメリットもある
• 低速充電モードが発動する原因にはスマートフォンの設定、バッテリーの劣化、端末の過熱、電池残量が多い状態での充電開始などがある
• 低速充電モードの解除方法は機種によって異なるが、一般的には「設定」メニューから「バッテリー」関連の設定を調整することで可能
• ソフトウェアのアップデートが低速充電に影響を及ぼすことがあるが、端末の再起動や充電器の交換で解決することが多い
• 解決できない場合は、バッテリーの交換や新しい機種への買い替えを検討するのも1つの選択肢。中古スマートフォンを選ぶことでコストを抑えることも可能

AQUOSスマートフォンの低速充電モードはバッテリーを守るために重要ですが、不便を感じることもあるかもしれません。

解除方法や機種のアップデートが充電に与える影響を理解し、必要に応じて設定の見直しや機種変更を検討しましょう。